blog

ロータスに誘われて

2021.05.26

見る人を魅了するロータス



ロータス。


蓮(ハス)ですね。日本でもよく見かけますが、原産はインド。
古代より神聖な花とされ、ヒンドゥー教ではビシュヌ神がのる花として仏教では仏陀が座る花として描かれています。


「蓮は泥より出でて泥に染まらず」の言葉が代表するように、
の花は泥が多い沼や池の中でも成長して美しい花が咲かせます


ロータスは泥水の中で育ち、すばらしく美しい花を咲かせるために水面に顔を出します。
夜は花を閉じて水面下に潜り、日の出と共に水面に出て花開くのです。

不純に染まらない、心と精神の純粋さのシンボルなのです。



他にもいろんな意味のシンボルとして出てくるよ。

インドで過ごしているとロータスは神聖な花としても位置付けて
特にヒンドゥー教を信仰している工房の職人たちは、女神や美しさの象徴としてよく話をしてくれた。




神聖、清らかな心、純粋


そんな言葉のシンボルとしてロータスはよく使われていますが



『休息』と言う花言葉の云われが面白かったのでご紹介しますね



ロータスの花って

早朝に花が咲き、夕方になると少しずつ閉じていくそうな。
つまり、他の花と違ってしっかり休息をとっているっていう意味なんだって。

その様子から”休息”の花言葉がついたとか。


夜に花を閉じ、翌朝に再び花を咲かせる姿から『復活』『再生』の象徴で扱われることもあるとか。



しっかり休息をとる、
自浄作用というか、自分を律するというのか、自分をいたわって最高のパフォーマンスをするには
休むって大切だなと思っている。






そんな動じないロータスは、凛として美しさと慈愛を感じる。


そう、動じない感じが好きなのかもしれない。




周りに流されず、すんっと立ち

最高に美しく咲き、あっという間に花びらを落とす。

潔く、動じない、そこに女神のような微笑みを感じるやわらかさ。








そんなそんな、蓮の花を使わせてもらって作ったのが



今回のロータスラグなのです。

ででんっ

ロータスに誘われて

インドでは、神様に捧げるためのお花が、朝一お寺前でフラワーマーケットが開かれています。

ここで、いつもホワイトロータス、ピンクロータスを買わせていただきます。

帰り道。ココナッツやしを売る人。


こうして、たくさんの手によって紡ぎ出されたマット。

丸めておいているだけなのに
何、この存在感たらっ

ロータスピンクは、特にシャトルの糸の切り返した結び目が表に出てて、ポツンっと結び目があります。

ピヨンッと、ひょっこり顔でてます。ご愛嬌で許してください。





このマットが届いた時、手にした時泣きそうになりました。







オーダーした枚数とかけ離れていて、泣いたわけでなくww
優しい慈悲深い色と、ぬくもり。




オーダーした枚数とかけ離れていたのは、置いておいてww
ひとつひとつ丁寧に紐で結んでって、「サチコなんていうかな?」って話しながら梱包してくれたような
気配があちこちに感じた。




オーダーした枚数とかけ離れていたのは、置いておいてwww
まずお礼の電話をした。




そして




オーダーした枚数とかけ離れていることを、大いに伝えた。




インドから「できたぞ」とドヤ顔でwith matで送られてきた写真。

この三人が織って作ってくれました。

センデルさんと、ウデクマールさんと、まっちゃんです。





オーダーした枚数と違ったけれど

予想以上の出来栄えと、慈悲溢れるマットの肌触り。



体温を感じるいのちのころも。



5月末に販売予定です。

詳細は、SNSでご案内しますね。