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慈愛のロータスピンク

2020.01.4

いのちのころもの染めには、共通点があります。

ひとつの染料を作るのに、約20種類ほどの植物を使っています。

お花、葉っぱ、根っこ、果実、種、いのちまるごと◯

ひとつの植物の中にも、たくさんの成分、色素、有機物で成り立っているでしょ。

それが、ひとつの窯で、何十種類も合わさって、混ざり合う。

水を媒体にして、衣に目にみえるもの、目に見えないもの全てを移していく。

いのちのころもの衣には “ゆらぎ” を感じる。と言っていただきます。

それは、化学染料の単一的なものでないから。

色って、光があってはじめてみえるもの。植物の恵みからもらった多様な成分は光に当たると

乱反射をおこし、多面的に見えるそうな。

その複雑さ、こそ、ゆらぎなのかな、と思っています。



カラー:ロータスピンク


聖なるお花、ロータスに祈りを捧げながら、地球にいる喜びを謳う。

ホルモンバランス、女性らしさを得意とする薬草を多く選び、

緊張を和らげ、安らぎに満ちた気分にするハートカラーです。

●約20種類のハーブの調合

ロータス、インドアカネ、サパンウッド、シャタバリ、アシュワガンダなど

南インドでは、日常の中にお花があります。

生花を神様に捧げ、生花を髪に飾ります。


ロータス


インドの国花は、ハスの花だそうです。

ヒンドゥー教の神話や経典の中にも度々登場する。




ハスは、泥の中に根を張りながら、水の上に凛とした美しい花と葉を広げることから、
清らかさや聖性のシンボルとして称えられるとのことです。



ハスは泥水がなければ大きな花を咲かせることができず、
きれいな水の中だと小さな花しか咲かせることができないとも言われているそうです。

これは、お釈迦様の言葉「人生は苦しみである。苦しみなしでは、人は悟ることはできない」につながるのだそうです。

インドアカネ

茜(アカネ)はアカネ科アカネ属のつる性多年生植物です。

日本アカネ、インドアカネ、西洋アカネなど約50種類以上の種類があると言われています。

いのちのころもでは、インド原産のインドアカネを使用しています。



赤色の出す成分として、アリザリンと言う色素がありますが、

わたくしたちは、アリザリンのみを抽出したものは使用せず、植物から染めることを大切にしています。

多くのナチュラルダイの中でも、アリザリンは安全だと使用されているが、

工房の方は「決して使わない」と強くおっしゃっていたのが印象的です。





古来より血液にまつわる薬効があるとされてきました。

浄血作用、血行促進、リラックス効果、月経不順、生理痛にも期待できます。

茜色は、子宮の色とも言われ女性の腹巻や下着によく使われてきました。

サパンウッド

古来より赤の染料として利用されてきた。

南インドでは血の巡りや便通を良くするとされ日常的にパディムガムウォーターとして飲用されている。

精神を落ち着かせる、ホルモンバランスを整える働きもあるとされています。


アシュワガンダ

強力な若返りの薬草。スタミナとバイタリティを増強し、身体機能、免疫力を高める。

ストレスに対する抵抗力を強化し不眠症にも有効「インドの朝鮮人参」などと呼ばれる天然の滋養強壮ハーブです。

アーユルヴェーダ医学では、紀元前1000年頃にすでに紹介されおり、根を薬用として使われてきました。 

サンスクリット語で「馬の匂い」という意味で、アシュワガンダのパウダーを飲んだら

馬の力を得ることができると言われているそうな。

馬並みの力がみなぎるって!すごいよねー

アーユルヴェーダのバイアグラとか、インドの朝鮮人参とか、なんかわからんけどドキドキしちゃうわ

シャタバリ

 100人の夫を持てる」とも言われる女性の強壮剤

染めには根っこ部分を使います。

サンスクリット語で「100本の根を持つ植物」の意味を持つ、アーユルヴェーダでは欠かせないハーブ。

女性の強壮剤として使われることから転じて、シャタバリを飲めば「100人の夫を持てる」と言われています。

婦人科系の不調を整え、若返りの滋養強壮、強精薬として生殖能力を増進させる働きがある女性のためのハーブ。

なんかこちらも女性に良さそうでしょ。

最近、ホルモンバランスを整える系のハーブティによく使われているんだよ。

女性のリズムを整える強い味方になってくれそうでしょ。

私には、シャタバリは女王のように見えている。




アシュワガンダやシャタバリは、特に色素が出るわけじゃないので、

なんで入れるかは、完全に薬効をいただくことが目的。

そんな、色をつけることが目的でない植物が

たくさん使われているのが、いのちのころもなんです。




ロータスピンクは、こうして生まれています





冒頭にも書いたように

ハスは泥水がなければ大きな花を咲かせることができず、
きれいな水の中だと小さな花しか咲かせることができないとも言われているそう。


真水のように澄んで綺麗な水の中では小さくしか育たないと言う不思議な性質。泥水が濃ければ濃いほど
大輪の花を咲かせるハスの花。

その泥が、俗世間の苦難や苦境に例えられています。



悲しいこと苦しいこと、辛いことの中にあって、

自らを見失わず成長した人に悟りは開けるという姿が、ハスの花の成長に投影されたメッセージ。



だからこそ、憧れ、惹きつけられ、私たちは魅了されるかもしれませんね。


ぜひ、そんな神聖なハスのエネルギーをまとった衣たちを手にしてみてください○