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インドの暮らし展

2025.04.5

神戸の展示会

神戸での販売会を企画しています。

今回はね、いのちのころも展ではなく

インドの暮らし展

私がいくのは南インド。南インドはとっても暑いのです。

かといってエアコンが一家に一台あるわけではない。

毎年、うなる暑さに私はヘロヘロになっている。

4月の後半までいた時は、ホテルのファンを回すと熱風が直撃し

バイクの後ろに二人乗りしたときは、眼球の粘膜が感じたことのない熱波に侵された

かといって村の工房では仕事があるわけで

殺人並みの暑さの中過ごしていた


ところが、村人は私ほどダメージを受けていない。

そりゃ、生まれてずっとインド在住のインド人なのだから慣れているのかなと思っていた。


いや、待てよ

彼らは、いかに身体の内面を涼しくするかの知恵があり実践していることに気づいた。

建物自体も、風が通るような建築で土壁やバナナリーフ、ココナッツファイバーの天然素材をうまく利用している。

写真の床は、牛の糞とターメリックを混ぜている

そして、植物のヘナを髪を染めるだけでなく手のひらに載せペインティングしている。

植物の葉っぱを粉砕しただけのモロヘイヤに似ているトロトロした天然シャンプーで髪を洗う。これはボディを冷やし目を冷やす効果があると教えてくれた

ココナッツウォーターもラッシーもカートライスも身体を冷やす。

クミンシード、生姜、コリアンダーで作るバターミルクは消化を助け、体をクールダウンさせる効果がある。

冷えた飲み物は飲まない。水はいつも常温。チャイもいつも熱々。

これは、後で体調を崩すことがわかっているから飲まないと教えてくれた。







日本もここ最近は、もう亜熱帯なのかと思うくらいの暑さになる夏。

インドのこうした知恵を日本の生活にも取り入れられないかなと旅中常々思っていた





私がいつもインドで、自分自身の体に熱がこもらないように使っている、あれこれ。

日本では、まだ珍しく紹介されていない天然由来のものたち。

インドの暮らしにフォーカスしてお届けできたらと思います。


時間などの詳細は今、まさに詰めているところ。

神戸では、二日目の午前中にはアーユルヴェーダハーブを使ったバンドル染めを企画しています。

今旅はまた新しく入手した薬草を持っていきますので、世界にたった一枚のアーユルヴェーダハーブの衣一緒に作りましょう

募集についてもまたお知らせします。